• White Facebook Icon
  • White Twitter Icon
  • White Instagram Icon

©2016 みずき工房

吸付き桟

 

広い板を そのままにして置くと 反ったり縮んだり

それは自然の摂理ですが それをいかにして防ぐか

昔の職人が考え出した方法は 実に合理的で発想豊かです
 

その方法とは 吸付き桟

板が動こうとする力を 逆に 板の動きを止める力に変える

板が動こうとすればするほど 桟に密着して 動けなくなるという仕掛けです
 

まず 板側に アリ溝を切ります 断面が底にいくほど広い溝

さらに その溝は入り口が広く 奥が狭い

その差は ごくわずかで 目に見えないほどの差です
 

次に 桟側に アリ溝に合せたアリ桟を付けます

溝と同じく 頭とケツの幅に ごくわずかな差をつける

そして 溝に桟を差し込んで

スーッと通して  最後の数センチを残してキュッと止まったら

バンバンバンと叩き込む

これで 仕掛け完了
 

木の板は 湿気と乾燥の中で 常時 幅が伸びたり縮んだりしています

そして 経年では 結果的に縮む方向に動く

それは 桟と溝が さらに強く密着する方向と同じ

すなわち 桟が 板に吸付く というわけです

もちろん 100%というわけではないですが この方法はかなり有効です

というか これ以上の方法は 他にないとおもいます
 

 

吸付き桟を考え出した名も無き木工職人に敬意を表して。

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

Recent Posts

December 14, 2016

September 23, 2016

September 21, 2016

September 20, 2016

Please reload

Archive
Please reload